秋を代表するような花材の取り合わせです。 この中から何を主材とするかは、皆さんそれぞれで、考えていただきました。
すすきを高く使い秋の風を感じられる作品、蔓梅もどきの線と実の色から自然とは違う意匠的な作品など、線と色彩の調和のとれた素敵な作品が仕上がりました。
《 第2回 》
色とりどりのコスモスをいっぱいと、乾燥させた蓮を主材とした自由花を生けていただきました。
乾燥した物と生の植物との取り合わせでしたが、皆さん上手に構成できました。クロトンは赤みの多い色の葉を二枚使いましたが、コスモスの邪魔にならないように全体を線と面と色彩で上手くまとめることができていました。
《 第3回 》
今回は風船かずらの使い方をひと工夫。
@長いまま自然に使うのか
A茎を幾つかに分けて風船を飛ばしながら点にみせるのか、もしくは、風船を固まりにするのか?
など、いろいろと考えて全体を構成していただきました。
皆さんそれぞれの表現に蔓梅もどきの線、鶏頭の鮮やかな色、オクラレルカの線を副えて、 素敵な作品が出来上がりました。
自由花も随分楽しく仕上がるようになり、次回からは、生花のお稽古も再開したいと思っています。